主人公「来週は私の推しのコンサート♡うふふ~♡楽しみだなぁ~♡」
主人公「あ!そうだ!せっかく推しに逢えるんだし、推しのネイルでもしてもらいたいなぁ~!」
主人公『OLとして日々仕事をやっている私の生きがいは何と言っても推し活!!』
主人公(推しの為に仕事を頑張っていると言っても過言じゃないわ!)
主人公「そうと決まれば、推しのネイルをしてくれそうなネイルサロン探さなきゃ!…あ、そういえば…この間ライブの時にしていたミナミちゃんのネイル可愛かったなぁ~!」
主人公「どこでしてもらったって言ってたっけ…たしか…あ!そうそう!chatchatってところって言ってたかも!早速探してみよーっと!」
主人公「おっ!インスタの投稿はっけーん☆しかも投稿されている写真のネイルどれも超かわいい!!ここなら私の推しのネイルも可愛くやってくれそう!」
主人公『私はすぐにDMを送ってみる事にした』
主人公文章(今度推しのコンサートがあるので、推し活のネイルがしたいんですけど、お願い出来ますか?)
白石文章(DMありがとうございます!もちろんです!誰のコンサートに行かれるんですか?)
主人公文章(アイドルグループの、“ドリームセブン”ってグループです!)
白石文章(えっ、ドリームセブンなんですか!?私もドリセブ好きなんです!)
主人公文章(本当ですか!?すごい偶然ですね!ちなみに誰推しですか?私、王子(おうじ)です!)
白石文章(私は騎士(ナイト)推しなんですよ~!)
主人公『まさかの推しグループが同じだと知り、DMでかなり盛り上がりつつ、ネイルをお願いする事にした』
主人公「こんにちはー!」
白石「お待ちしておりました!いらっしゃいませ!」
主人公「推しネイルすごい楽しみです!」
白石「こちらでどうでしょうか?この3Dパーツをお爪に乗せてデザインしていきますね~!」
主人公「わぁ~!!すっごい可愛い♡最高すぎます~~!超エモ過ぎる~~!」
白石「喜んでいただけて良かったです!」
主人公「DMで色々やり取りをしていて、白石さんなら素敵な推しネイルをデザインしてくれるはずだって思っていたんですっ!」
主人公「でもこれって、作るのすごく大変そう…。いいなぁ…私も白石さんみたいにやりがいを持って仕事をしてみたい…」
白石「良かったらやってみます?」
主人公「へ?」
白石「実はうち、ネイルスクールもやっているんですよ!推し活ネイルは結構難しいんですけど、出来るようになるまで指導しますよ!」
主人公「本当ですか!?やってみたいです!自分で推し活ネイルをしてみたいし、友達にもしてあげられたら最高ですもん!」
白石「ネイルの仕事って結構華やかに思われがちだけど、意外と地味で難しいのよ。…ちゃんとついて来れる?」
主人公「はい!先生がいるので頑張ります!!」
白石「うふふ!じゃあ一緒に頑張って推し活ネイルが出来るようになろうね!」
主人公『こうして私は、推し活をしながら仕事もこれまで以上に頑張り、推し活ネイルを覚えるために白石さんのネイルスクールへと通い始めた』
白石「おっ!上手上手!!最初よりも形になってきてるわね!」
主人公「いえ!先生に比べたらまだまだですよ!少しでも早く出来るようになるために、これからも頑張ります!」
白石「その意気よ!頑張って!」
主人公「はい!」
主人公(夢中になってやれる事があるってこんなにも素敵な事なんだ!)